ゲーム会社に勤めつつイラストレーター活動しているNaokeyの、特に刺激の無い日常。
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なんと、ついにFF18のメインイラストレーターになる事が決まりました。
これからキャラクターデザインから世界観の設定までガシガシ描いていきます。
もしかしたらサブキャラの声優もやる事になるかも・・・忙しい毎日になりそうだなあ
・・・ はい。そんなワケにゃーーーーー!!
毎年、エイプリルフールのネタ合戦は楽しませてもらってますが、これが結構ハイレベルな「ジョークのセンス合戦」にもなってるので、真面目に唸る事があります。
でも、日本は海外に比べてまだまだ抑えてる印象。冗談の通じない人が大勢いるのも悲しいけど現実だったりするし。
もうちょっと突き抜けてほしいなあ。ジャパニーズ。
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ハリウッド版ゴジラの悪夢再び・・・?まさかまたやるとは^^;
とにかく最近はどこもかしこも「とりあえず3Dで」的な、新しいキーワードを芸も無く連発している状態。
現代は全てに飽和していて「新しいモノに常に飢えている状態」。ちょっとでも見慣れないものが出てきた時の飛びつき方はものすごい。
そして、冷めるのもかなり早いのも特徴的。
過去の凡例と、技術的発展性から見ると、おそらく「3D!」で騒がれるのは、今年一杯ってところじゃないかと予想・・・
特に限定的に成長する分野でもないので、マーケティングとしては、すでに衰退時期に入ったんじゃないかと個人的に思ってます。今から「3Dで何かやろう!」と考え始めるのは遅すぎるよ。
ゴジラの公開は2012年らしいけど、おそらく、それまでには映画館も視聴者もウンザリするほど3D映画が連発されまくるので、公開時の受けはまた微妙な結果になるんじゃないかな・・・なんて思ったりも。
なんて、ネガティブなことばっかり言ってるけど、純粋に作品として面白いものが出来てたら3Dも関係なくヒットはすると思うので、頑張って欲しいなあ。
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昨日発表されたニンテンドーDSの後継機『ニンテンドー3DS』。
今はやりの3Dディスプレイをゲーム機に取り入れた最初のゲーム機となりますね。
実のところ、「ゲームの裸眼3D立体表示」は、任天堂に限らず、ずいぶんと前から様々なメーカーで模索はしていました。
ただ、3D表示は非常に難しい。技術的にも、コスト的にも。量産に至って採算が取れるかどうか、その根拠に至るまでに様々な障害があります。
でも、ここが任天堂の上手いところで、いわゆる「枯れた技術の水平思考」。
この3DSの技術は、実はだいぶ「古い」技術だったりします。 「アバター」をはじめとした話題の3Dテレビの表示技術とは異なり、3DSの構造は実にシンプル。
でもこれを最新の製品に取り入れて最大限の効果を出してしまうところが、いかにも任天堂らしい発想。
とはいえ、これで大型テレビは厳しい。DSのような形状と用途だから、初めてバランスが成り立ったんだろうなあ。 完成された製品を早く見てみたい!
ただ、昨日今日の世間のリアクションを観察すると、DSやWiiほどの驚きや盛り上がりは、まだイマイチ見られない。
というのも、ゲームに裸眼3Dは確かに新しいけど、「で?」というところで、遊びとしての新規制がまだ見られないからかもしれない。これはゲームの作り手側の問題だけどね。
DSと同じように旋風を巻き起こすか。それとも話題だけで終わるか。この辺でも要注目です。 .
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なにやらタイトルだけ読むと、ムズカシそうな仏教絡みの本かと思うかもしれませんが、
内容はいたってマジメな、仏教の観点から見る心理学。
あ、断わっておきますが、私は別に特定の宗教に信仰する熱心な信者ではないです。
本屋でたまたま見つけて、パラパラっと読んでみたら、これがなかなか「なるほどね」と思わせる考え方が書いてあって、興味本位で買って読了。
そもそも仏教については、冠婚葬祭の時くらいでまったくもって知識の無い自分ですが、宗教うんぬんは抜きにしても、自分の心への向かい方、他人との関係、またそのコミュニケーションの考え方には深く説得力があり、かなり的を得ていると感じた。
特に「煩悩モード」という考え方にはちょっと感動。そういう事か!と納得してしまいました。
自分には精神的な成長が足りないよなあ・・・というのを常々感じているところなので、一つの考え方としてとどめておこうと思います。
面白いので、仏教とかに興味がなくても読んでみるのも良いですよ^^
ただ、作者の住職がほとんど同い年なうえ、かなり「イマ風」な、個性的で軽い感じの文章を書くので(ジョジョが好きなんじゃないかとか思った)、読みやすいんだけど、ややそれが鼻について嫌な人はいるかも(笑)
↓ホームページも。お寺の写真があるけど、なんちゅーオサレな。
http://iede.cc/
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本当ならリリースされてすぐに読むべきだったけど、紆余曲折。やっと読み終えました。
リアルタイムで吟味するにはちょっと賞味期限が過ぎた感はあるけど、エンタメビジネスをやっていく上で、ちゃんと考察しておかないとダメだよね・・・という事で。
タイトルは『任天堂』と、まんまストレート。
内容もそのまま、任天堂がカルタ屋からスタートして、ファミコンで世界を変え、N64とゲームキューブでソニーに大敗をして失墜するも、DSとWiiで見事に返り咲くまでの歴史を、任天堂の歴代人物にメインスポットを置いて、その時々の時代の流れを踏まえつつビジネス的観点で解説していく。
ビジネス書と言うと、なんとも退屈でシンドいものに思えてしまいますが、これはライターがなかなか文章を書くのが上手く、全体を歴史になぞってストーリー調で語られるので、読みやすく面白い。
ただ、やっぱりだいぶ「美化」しちゃってる感はある。宮本さんとか、世界的に凄い人がいるにしても、そんな美しくドラマチックなはずはない^^;
それでも、モノ作りへの構え方や、ブレークスルーが起こしやすくするためのアタマと金の使い方は歴史が長いだけあってうまい。若干の危なさはあるけど、それはゲーム業界の宿命だしね。見習うべきところはいくつかありました。
どちらかというと任天堂の主観で語られているので、もうちょっと客観的にダークサイドを突っ込めたらもっと面白くなっただろうなあ(そんな内容だったら任天堂がOK出すとは思えないけど(笑))
別に同業者じゃなくても、普通に読み物としても面白いので、お勧めです^^
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